ママになっても走りたい!ランニング中の尿もれを撃退せよ!

産後のボディケア

産後の尿もれを改善

こんにちは、院長の野田です。

産後の尿もれについて、当院の患者さんのうちの一人、マラソンが大好きな産後4ヶ月のママさんのお話。

産後3ヶ月ほどでジョギングを再開しようとして走り出したところ、5分も経たずに走った衝撃でオシッコが我慢できず……。

 

「ランニングしていてオシッコが我慢できなくなるなんて思いもしませんでした……」

 

思いもしなかった尿もれに恐怖を覚え、なんとか改善したいと思ったのが当院にいらしたきっかけでした。

もう一度ちゃんとランニングができるようになりたいんです!とのこと。

僕もランナーの端くれ、気持ちはとてもわかります。

 

ところで、産後の尿もれについて。

よく「尿もれ=骨盤底筋」ばかりがフォーカスされていますが、産後の尿もれ改善のキーワードとなるのは骨盤底筋を中心としたインナーユニットの改善です。

 

産後の骨盤矯正とインナーユニット

プロメテウス 解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 より引用

 

インナーユニットとは、胴体の深層部の4つの筋肉、横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋の総称で、産後女性のボディトラブルの改善において骨盤矯正よりはるかに重要な役割を担っています。

インナーユニットについての詳細は下記のリンク先を参照してください。

[blogcard url=”https://noda-chiro.jp/course-afterbirth#Step5″]

 

インナーユニットを使うためには4つの筋肉を連動して収縮することが必要ですが、しかし産後の女性はそのうちの2つの筋肉である骨盤底筋と腹横筋がゆるんでいるためインナーユニットを効率よく使用することができません。

そのゆるんでしまった筋肉の機能を回復させ、インナーユニットを連動して正しく使えるようになることで、正しく腹圧をコントロールすることが可能となります。

そこに着目せず、いたずらに骨盤底筋ばかりを強化するよう指導しても尿もれは改善されていきません。

骨盤底筋は周囲の内転筋や大腰筋などのインナーユニット以外の筋肉とも連動して動くので、まずはそれらの筋肉にフォーカスを当てて骨盤底筋の動きを回復させ、最終的にインナーユニット全体としての連動性を回復させていくのがポイントとなります。

 

この患者さんの場合、妊娠するまでは定期的に週3〜4回は走っていたそうで、確かに臀部周りの筋肉はかなりしっかりしています。

しかしやはり問題は、骨盤底筋と他の筋肉との連動性にありました。

骨盤底筋が機能してないというよりも、他の筋肉との動きの連動性がないのですね。

ですから「お尻の穴に力を入れてください」と言えばそれはできるのですが、「そうしながら○○を××してみてください」と言っても、それができない。

できない、というよりは、身体が完全に忘れてしまっているような印象です。

 

初回の施術では腰椎の前弯と股関節のアライメントを調整して、あとは骨盤底筋をはじめとした臀筋群との連動性を高めるエクササイズを重点的に指導。

あとは確認しながら修正、を繰り返して少しずつステップアップ。

 

5回目の施術のとき、来院早々「日曜に30分ジョギングしたけど、尿モレしませんでした!」との嬉しい報告が。

この頃までには骨盤底筋の動きもだいぶしっかり取り戻せたようで、周囲の筋肉と連動して動かすコツも感覚的にだいぶ理解できている様子。

しかも「ダンナに最近お尻が小さくなったよね、って褒められました!」との嬉しいオマケ付き。

 

よかったですね。

 

今後は腹筋群と連動したエクササイズに移行して、より体幹を安定していけるような身体を取り戻していく事で、ランニングも普通にできるようになるでしょう。

あとは走る時間の確保の問題かな?

赤ちゃんがいるとなかなか走る時間を捻出するのが難しいですよね。ご主人のフォローに期待ですね!

 

彼女の場合は妊娠前から身体をしっかり動かしていただけあって、基本的な筋肉はしっかり残っていました。

だからこそこれだけ早く、順調に回復できたのもあると思います。

しかし裏を返せば、それだけしっかり運動していた方でも、妊娠〜出産を経ることで本来使えるはずの筋肉が使えなくなってしまうということです。

ましてや、特に運動などしてこなかったという方の場合は、もう少しだけ時間がかかってしまうかもしれません。

 

そんな方でも大丈夫!

本来の身体を取り戻すためのテクニックをしっかり伝えていきます。

安心してお任せください。

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