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体幹から読み解く骨盤軸整体と腰痛について

 

こんにちは、院長の三橋です。

 

昨今、腰痛からの根本的解決を目指す上で、体幹強化がその選択肢のひとつとして一般的になりつつあるようです。

ただひたすら安静にして回復を待ったり、早い段階で外科的手術を選択するといった時代からは、もう医学の常識も変わりつつあるということ。

対症療法に終始するのではなく、「体幹」を強化することで積極的な改善を目指そうという考え方であるのです。

 

そこで、腰痛対策として「体幹」をきちんと正しく理解するには、グローバル筋ローカル筋という考え方を知ることが重要となってきます。

これまで一般的だった、インナーマッスルアウターマッスルという考え方にくらべると、定義により曖昧さがないからです。

 

そもそも、なぜ体幹を強化することが腰痛改善につながるのか?

 

そもそも体幹強化がなぜ、腰痛の根本的解決に繋がるのでしょう?

極めて端的に言ってしまうと、背骨にかかる物理的負担を軽減させるだけでなく、全身の筋肉をより効率良く使えるようになるからです。

別の言い方をすると、「体幹」を強化することによって、特定箇所の筋肉に極端なストレスが掛けることなく日常の動作が出来るようになるということ。

さらには身体のいちばん奥深くを走る筋肉の持つ「ひとつ先の動きを予測して起動する働き」が、さまざまな局面で肉体を物理的負担から先回りして守ってくれるようになるのです。

「体幹」が成立していないと、これが機能不全を起こしてしまうわけです。

コアマッスルが強い方ほどギックリ腰になりにくい理由【体幹の強さと腰痛の関係】

 

インナーマッスルとアウターマッスルという考え方

 

インナーマッスルアウターマッスルとは、ただ単純に筋肉の走行する深さによって分類されるものです。

皮膚のすぐ下を走行するアウターマッスルに対して、体の奥深くを走行するインナーマッスルといった具合に。

多くの場合、身体の深い部分を走行する筋肉ほど、動作(モビリティ)というよりは、姿勢保持や安定(スタビリティ)のために働く傾向があります。

また、表層を走る筋肉(アウターマッスル)は、動作を担う筋肉として大きく厚いといったことも特徴のひとつ。

ただ、どこまで深くなるとインナーマッスルとなるのかという明確な定義がない以上、曖昧さが残る分類方法でもあるわけです。

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グローバル筋とローカル筋という考え方

 

一方、体幹部(胴体)を支える筋肉の分類の仕方として、グローバル筋ローカル筋という考え方も存在します。

こちらは定義も明確で、「筋肉の走行の深さ」ではなく、「背骨に直接つながっているかどうか」によって分類されるのです。

腹直筋腹斜筋に代表されるように背骨に直接付着していない筋肉をグローバル筋といい、胸郭(肋骨)と骨盤とを繋ぎ、おもに体幹部の動作と体幹部全体の安定に関わっています。

いっぽう、大腰筋多裂筋腹横筋に代表される背骨に直接付着している筋肉をローカル筋といい、おもに背骨を安定させる働きを担っています。

服直筋、腹斜筋、腹横筋

大腰筋

ローカル筋のもつフィードフォワード機能について

 

腹横筋は「天然のコルセット」ともいわれ腹圧を高めることで身体の芯を作り出すように働き、大腰筋は背骨の安定とコントロールに大きく貢献しています。

また、多裂筋は背骨の突起部分に縦に付着することで腹横筋と連携して、背骨の微細な動きに関わっているのです。

そして、ローカル筋に特有の能力がこれ。

ひとつ先の動きに対して、予測的に起動すること

 

このローカル筋のもつ特殊な能力のことをフィードフォワード機能といいます。

これにより、はじめて人間は滑らかな動きが可能となるのです。

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グローバル筋とローカル筋という考え方から体幹強化の本質を理解する

 

体幹が成立していると、ローカル筋のもつフィードフォワード機能がきちんと働き、さまざまな局面で背骨に極端な負担を掛けることなく動作をすることが可能となります。

これは言い換えると、「体幹」が強ければ動作の局面ごとで背骨や特定の筋肉に無理をかけることがないよう、筋肉の「正しい使い方」を実践できるということでもあります。

そして、これが出来てはじめて身体の滑らかな動きも出てくるのです。

 

ただ、体幹を鍛えるにあたってグローバル筋ばかりを鍛えてしまうと、フィードフォワード機能が働かないばかりでなく、全身の筋肉を正しく使うことが出来なくなってしまうから注意が必要。

要は、体幹を強化するには、正しい理解のもとグローバル筋とローカル筋をバランスよく鍛えなくてはいけないのです。

そういった意味では、「体幹」を正しく鍛える上で、グローバル筋とローカル筋という考え方を知っておくことは、もはや必須であると言えるかも知れないのです。

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