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かつて杉並区が発行する「すぎなみ子育て応援券」が産後ケアにも使用できた話

 

こんにちは、院長の三橋です。

今回は、ちょっと昔の話をさせて下さい。

荻窪といえば、杉並区。杉並区といえば、「すぎなみ子育て応援券」。

かつて当院が、まだ野田カイロプラクティックセンター荻窪院だった頃、実は「すぎなみ子育て応援券」が利用出来た時期があったんですね。

その頃の思い出話です。

「子育ての街」荻窪、「子育て世帯に手厚い自治体」杉並区

 

2007年6月から事業開始となった、杉並区の「すぎなみ子育て応援券」。

全国の自治体に先駆けて、子育て世帯に手厚い施策を実施することを表明した杉並区にとって、これがある意味象徴的なツールとなった訳です。

当時としては、かなり画期的な一手だったのではないかと思います。

噂は瞬く間に近隣の自治体にまで広がり、結果、杉並区外から多くの子育て世帯の流入をもたらすことに繋がりました。

今でこそ「すぎなみ子育て応援券」は使用範囲が狭く使い勝手が悪くなってしまっているのですが、当時は今よりも格段に幅広い用途に使用することが出来て、なんと産後ケアという名目で整体、カイロプラクティック等での使用も可能だったのです。

もちろん、杉並区が承認した事業者の運営する店舗や施設でのみ利用可能だった訳ですが。

 

野田カイロプラクティックセンター中野本院から、荻窪院へ民族大移動がはじまる

 

僕個人はというと、2007年当時、すでに野田カイロプラクティックセンターに勤務していたのですが、荻窪院ではなく中野区に所在する中野本院での勤務だったので、当然「すぎなみ子育て応援券」については蚊帳の外。

ところが、当時新設したばかりの野田カイロプラクティックセンター荻窪院では、最初から応援券利用にあたっての事業者登録を済ませてあったため、こちらは「すぎなみ子育て応援券」が利用できる状況にあったのです。

 

そして、ここで問題が発生したのです。

実は当時の中野本院の所在地はというと、中野駅南口からわりと閑静な住宅地に入った場所にあったのですが、目の前を走る細い通りを隔てたすぐ向こう側がもう杉並区(住所でいうと「杉並区高円寺南」)であったのです。

つまり、中野区と杉並区のちょうど区境に中野本院があった訳なのです。

だから、道路の向こう側も当時の野田カイロプラクティックセンター中野本院にとっては大きな商圏だったわけで、多くのお子さん連れの産後ママたちがそのエリアからもいらっしゃっていたのです。

ところが、「すぎなみ子育て応援券」が整体で、産後ケアとして利用できるという話が広がるや否や、みなさん一斉に電車に乗ってまでして野田カイロプラクティックセンター荻窪院へと向かってしまったのです。

本来、最寄りであるのが中野本院だったのに。というか、歩いて10分もかからないような方たちが、わざわざ電車に乗ってまでして荻窪院を目指してしまったのです。

そりゃそうですよね。

当時の野田カイロプラクティックセンター荻窪院での税込み施術料金5、250円の全額が無料で杉並区から貰える「すぎなみ子育て応援券」で支払うことが出来ちゃった訳ですから。(※現在は使用できません)

確か、出産された初年度で合計9万円ぶんが杉並区から自動的に送付されたはず。

電車に乗る手間を考えても、応援券が使える店舗に行きますよ、そりゃ。

それだけでなく、中野区で妊娠出産までを過ごしていた当時の中野本院のクライアントさんたちまでもが、杉並区の「子育て世帯に手厚い施策」の噂を聞き付けて、次々に杉並区へと引っ越していってしまうではありませんか。

当然、中野区民の皆さんも「すぎなみ子育て応援券」の話は知っていたようです。

 

「すぎなみ子育て応援券」の利用制限に、荻窪のママたちにも動揺が走る

 

そんな状況のなか、今度は、僕個人が野田カイロプラクティックセンター中野本院から、荻窪院への異動の辞令がでたのです。

確か2009年4月のことだったと記憶しています。

そして、いざ現場に入ってみると「すぎなみ子育て応援券」の利用率の高さに驚きました。

 

でも、またここで一波乱が起こるのです。

杉並区の方針で、ちょうどこの4月というタイミングから、一回の会計時における応援券の使用上限金額が「5000円まで」に制限されてしまったのです。

要は当時の消費税5%ぶんである「250円」だけ、現金で支払わなければならなくなってしまったということ。

実は、これだけで結構な人数のクライアントさんたちの足が遠のいてしまうこととなったのです。

でも、これはまだ序の口で、さらに次の4月からは使用上限金額が「3000円まで」となってしまう有り様。

この時は、すでに杉並区は産後ケアという名目での整体、カイロプラクティック等での利用については見直す方針を固めていたものと思われます。また、そういう話も先行してメディアにあがっていたように記憶しています。

「どうやらあと一年で、「すぎなみ子育て応援券」がどうやら使えなくなってしまうらしい」

これが2010年4月時点での話。

 

2011年3月に「すぎなみ子育て応援券」の駆け込み需要がはじまる

 

そして、2011年3月がすぐそこに迫る頃。

「杉並区が誇る『すぎなみ子育て応援券』が整体、カイロプラクティック等でいよいよ利用できなくなってしまう」

杉並区荻窪にお住まいの産後ママたちが一斉に「この事実」を思い出したのです。

特にその年の4月からの職場復帰を控えていたような方々が、手元にあった「ほぼ未使用の」応援券を握りしめて、当院に殺到し始めたのです。

これが2011年2~3月当時の話。

 

そうですね。今思い出すと、2011年2月から3月あたままでの時期の新規予約数が凄まじいことになっていたことを記憶しています。

当時の荻窪院のスタッフ3人が、まさにフル稼働状態にあって、当時の予約台帳はアリ一匹入る隙間もなかったほど。

それもそのはず、皆さんなんとか「すぎなみ子育て応援券」を3月末までに使い切ろうと、かなりのハイペースで来院されていたのですから。

 

そして、運命の日「2011年3月11日」を迎える

 

そして、2011年3月11日。

いよいよ運命の日を迎えることとなるのです。

金曜日のお昼過ぎの時間帯だったでしょうか。

何の前触れもなく突然東北の太平洋沿岸を襲った「東北大震災」のことはまだ記憶に新しことと思います。

野田カイロプラクティックセンター荻窪院も、震源地から離れているとはいえ、震度5の大きな揺れに見舞われたのです。

ひっきりなしに埋まっていた予約が、その「揺れ」を境にまったくの閑古鳥が鳴く有り様に。

その後に続いた余震もさることながら、福島の原子力発電所の件もあって、特に子育て中の方々が一時的でしたが西へと一斉に疎開してしまった訳なのです。

 

これだけはっきりとしたコントラストも他にそうそうないもの。

ある日、突然、当たり前だった日常が消え去ってしまったのです。

しかも、それは当時予告されていた「2011年3月末まで」というリミットを待つことなく、突然終焉を迎えることとなった訳です。

物流が混乱し、計画停電に怯え、いつ何が起こるやも知れない原発の不安を抱える日々。

もちろん、そんなさなかにも乳飲み子を抱え来院されるクライアントさんたちもいらっしゃいましたが、それは圧倒的少数派。

今こうして思い返すと、2007年から2011年まで、「すぎなみ子育て応援券」が産後ケアという名目で整体、カイロプラクティック等で利用出来た5年間という期間は、それは本当にあっという間だったと感じざるを得ないのです。

震災の件を考えると、それこそ実質的には5年弱だったということになる訳ですから。

それと、応援券利用にあたってのルールが頻繁に変わったことも、当時の記憶をただひたすら「慌ただしかった」という印象しか残していないことに繋がっているのではないでしょうか。

そうですね。

僕にとっては、「すぎなみ子育て応援券」とは嵐のような存在で、それこそ一瞬のうちに吹き抜けていったようなものでした。

そういえば、さすがに最近は「そちらで杉並の応援券は使えますか?」といった問い合わせは、なくなりましたっけ。

 

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