こんにちは、院長の三橋です。
2019年2月から産前産後ケアの専門院としてリニューアルして以来、全く新しいメソッドである「骨盤軸整体」を中心とした施術によって、これまでとは比較にならないほど短期間で成果を出せるようになりました。
また、骨盤軸整体によって、クライアントさんだけでなく、施術するこちら側にとっても予想もしていなかった意外な効果に驚く日々でもあります。
毎日のように新しい発見があり、おかげさまで施術家としてたいへん充実した日々を過ごさせて頂いている次第です。
さて、この骨盤軸整体についてですが。
どうやら産前産後ケアだけにとどまらず、いろいろ他にも応用出来そうな可能性を秘めているようなのです。
これまでの概念的な「産後の骨盤矯正」ないし、「産後ケア」から一線を画すべく完成させた「骨盤軸整体」という考え方。
ただ単に「開いた骨盤を締める」だけの、従来のいわゆる骨盤矯正に疑問をお持ちだったクライアントさんや、治療家の皆様たちから厚い支持を集めつつある状況です。
果たして、周産期の女性の身体には、実際に何が起きているものなのか?
この命題に対しては、「重心の揺り戻し」からの回復をテーマに、骨盤を起点とする筋肉の機能回復をもって産後の身体にアプローチしていくというメソッドに辿り着いた訳なのです。
ところで。
実際、骨盤軸整体によって体幹を支える筋肉の機能を回復させてみると、妊娠前から抱えていた肩こり腰痛をはじめとする諸症状も一緒に改善していってしまうことが実に多いのです。
つまりは、妊娠出産される以前から抱えていた症状も、骨盤軸整体によって改善してしまったということ。
おそらくは妊娠出産に関係のない一般の方々であっても、生活習慣や姿勢のまずさのせいで骨盤を起点とする筋肉が機能不全に陥ってしまっているケースが非常に多いのではと推測することが出来るということになります。
そして、そういった妊娠出産に直接関係のない「生活習慣や姿勢」に起因するケースにも、当院の骨盤軸整体によって十分に症状の改善に導ける可能性を秘めているのではと考えられる訳であるのです。
そこで、実際に当院に長く通ってらっしゃる男性のクライアントさんたちに骨盤軸整体を実験的に受けて頂いたところ、驚くほどの著効を示したのです。
なんと、長期にわたって症状が慢性化してしまっているようなクライアントさんほど、その効果に感動してくださったのですね。
みなさん口々に仰られるのは、「瞬時に姿勢が良くなった」という実感。
短い時間の施術で、腰から自然とまっ直ぐ座って、立てていることに驚かれるのです。
きっと長時間のデスクワークや日頃の運動不足などによって、皆さん体幹を支えるインナーマッスル群が機能不全を起こしてしまっていたのでしょうね。
また、さらに興味深かったのは、歯科関係に従事されているクライアントさんたちが口を揃えて「疲れにくくなった」と仰ったこと。
それこそ覗き込むような姿勢で手元の細かい作業を延々と続ける歯科医の日常業務を考えると、まず体が無傷でいられるはずもありません。
そんな過酷な毎日を過ごされている歯科医さんたちの症状を大幅に軽減させることが出来たのは、いったい何故なのか?
それは、ある程度「理想的でない」姿勢をとったとしても、骨格を支えきるだけの筋力を成立させてあげられたからだと推測できる訳なのです。
要するに、過去に痛めてしまった履歴のある、物理的弱点(古傷)を筋力でもってカバー出来てしまっているということ。
そして、「骨格を支えきるだけの筋力」を当院では丹田という日本古来から伝わる考え方にみるのです。
なお、これらのケースについては基本的に「インナーユニット」とよばれる、身体の最深部に存在して「体幹」を根本から支えているコアマッスルの力を上手く利用できるようになったからであると当院では考えます。
もちろん、丹田についても然り。
丹田については、まだまだ科学的に解明されていない部分も多いのですが、なんらかの別の形でインナーユニットで生み出す力を利用しているものと考えるのです。
そして、これらを言い換えると「重心の揺り戻し」から体幹バランスが回復したということになります。
育児だけに限らず、毎日の仕事における「理想的でない」姿勢も、どうやら骨盤軸整体によって、いわば「その矛盾ごと」支え切ってしまうようにさせてあげられる可能性を秘めていそうなのです。
もっと言うと育児における抱っこや授乳からくる肉体的負担はもちろんのこと、ちょっと足を組んだくらいで簡単には「歪まない」身体して差し上げることをこれからはゴールにすべきなのかと。
しかも、それを従来よりも驚くほど短期間で。
そんな、これからの整体の未来像をクライアントのみなさんに提示できたらと考えるのです。
まずは、産前産後ケアの専門院として、そんな「次世代の骨盤矯正」をもって整体業界に革新をもたらすことが出来たら最高ですね。
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